当院の診察券の裏話
受診された方はわかると思うのですが、当院の診察券には診療時間や休診日を書いていません。これは、診療時間や休診日は流動的なものであると考えているからです。過去には変更になって何年もたって!から、『この診察券には今日この時間は診療日になっているじゃないか!』と、何年かぶりに受診する方から、ひどくお叱りを受けたからです
当院も開業して17年
なにごとにも理由があります
受診された方はわかると思うのですが、当院の診察券には診療時間や休診日を書いていません。これは、診療時間や休診日は流動的なものであると考えているからです。過去には変更になって何年もたって!から、『この診察券には今日この時間は診療日になっているじゃないか!』と、何年かぶりに受診する方から、ひどくお叱りを受けたからです
当院も開業して17年
なにごとにも理由があります
古くからの急性中耳炎の治療法として鼓膜切開があります。現在のところ当院では、初回の中耳炎には鼓膜切開は原則行っておりません。
◯鼓膜切開のメリット
抗生剤を内服しても解熱しない、鼓膜の発赤、腫脹が改善しないときに、治療効果が早く現れることが期待できる。乳突洞炎という耳の周りの骨への炎症を防ぐことが期待できる。
実際、私も自分の子供3人とも幼少期に抗生剤の効かない中耳炎で鼓膜切開してます
⚫︎鼓膜切開のデメリット
切開時の痛み(私は12歳の時に自分が切られましたが、40年経っても痛みは忘れていません)
切開しているので耳漏(ウミ)が出るため洗浄の通院が必要
そしてこれが1番大きいデメリットだと思うのですが、『切られたから、切られたせいでかえって聴こえなくなった』というクレームが大人の人に多い。→初診の人、久しぶりの人を切りたくない理由です。
そもそも3歳以上のひと、特に大人は中耳炎に本来はなりにくいものです。それが中耳炎になっている段階ですでに重症で、よっぽど鼻を啜ったか、よっぽど強くかみすぎたか、バイ菌がよっぽど手強いかです。また、大人の方がもともと内耳炎(一生聴こえが戻らない後遺症)が残りやすいです。これは切開してもしなくても起こる後遺症ですが、切ったから悪くなったのだと誤解されることが多いです。また切開したら穴が開きますので、これを鼓膜穿孔といいますが、穴があるための違和感は穴が塞がるまで続きます。だからいきなりは切りたくないと考えています。
切られることに慣れていて、切られることを希望される場合は、かかりつけのこれまで切ってもらった耳鼻咽喉科を受診することをおすすめ致します。
ご了承下さい。
私は患者さんの症状に応じて、処置をしたり、薬を処方しますが、あくまでも強制ではありません。嫌ならば飲まなくて構いませんし、薬や検査、処置不要ならばその旨お伝え下さい。但し検査をしなければ出せない薬もありますのでご了承ください。
従って私から『薬を飲まさせられる』という考えは違うと思います。また、絶対に治るという薬や処置や手術はありませんので、治療効果の保証は致しません。飲んでみないと効くか効かないかはわかりません。
【診療時間について】
当院の診療時間は他院のそれと異なりますので、ご注意下さい。
現在、平日午前は11時00分、午後は4時30分までの受付をがんばる予定ですが、院長持病悪化のため、確約はできません。余裕をもって午前8時半から10時まで、午後2時半から4時までとお考え下さい。スタッフの労働時間が働き方改革により制限されており、午前は12時、午後は5時に診療を終わらなくてはなりません。短いと思われるかも知れませんが、診療終了後の事務作業に時間かかり、これでも手一杯です。混雑によって短縮します。
以前から何度も書いてますが、受付終了時間ではありません!
【電話について】
Googleは勝手に電話番号、時間などを載せていますので、当院のホームページをご覧ください
【口コミについて】
皆さん勝手なこと書いてます。私も人間なので、機嫌や体調の良い時もあれば、悪い時もあります。(ごめんなさい)。原因がわからない症状に対しては、「わかりません」とはっきり言います。飲食店ではないので、評価もお褒めもお叱りも不要ですし、不満や不信感あれば、クスリ手帳、検査結果を持って他院へ行って下さい。なお、月一で開示請求行ってます。