大分県大分市の耳鼻科・アレルギー科・気管食道科・小児耳鼻科【耳・鼻・のど・アレルギー性鼻炎・中耳炎・めまい・副鼻腔炎・難聴・顔面神経麻痺などの病気】首藤耳鼻咽喉科

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大人の中耳炎で気をつけること

この記事は2018年8月9日に公開されたものです。
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この記事の投稿日:2018年08月09日

中耳炎は主に鼻水をすすったり、かむ力が強すぎて、耳に細菌が飛んでいき起こると言われます。

成人は本当なら解剖学的、免疫学的にも中耳炎になりにくくできています。しかし、なりにくいはずの大人が中耳炎になっているという事は、その時点で子供の中耳炎とは異なる注意が必要です。

例えば、中耳炎の最中の耳鳴、耳閉の出現、もしくは、中耳炎が見た目上は治ったのに、耳のつまり感、耳鳴が治らない場合。これらの症状は、難聴のサインです。難聴の兆候を調べるのは聴力検査です。

中耳炎後もしくは中耳炎の最中の難聴で、耳鼻科医がもっとも恐れるのは、中耳炎の内耳波及、すなわち内耳炎です。この場合、できるだけ1週間以内に、ステロイドやビタミンB12、循環改善剤の投与を行わないと、聴力そのものの改善が厳しくなり、早期治療しても耳閉、耳鳴、難聴が後遺症として残存する事があります。聴力検査の程度によっては、早期にこれらの薬を開始し、増悪すれば高次医療機関を紹介します。

同じく、大人に多いのですが、当初は通常の細菌性中耳炎、外耳炎だと思っていたのに突然、顔が動かなくなる事があります。ウィルス性のハント症候群という難治性の顔面神経麻痺です。こうなると大変で、内耳炎と同様に高次医療機関を紹介します。早期には細菌性、ウィルス性の見極めは困難であり、悪化することの予測は難しいのですが、耳内所見や聴力検査など諸検査を行うことで前触れを察知し、予測がつき早期に対処が可能になります。

この他にも、様々なケースがあり、それぞれに原因を考えていかなければなりません。

私のことを信じてくださる方の受診をお待ちしていますが、人と人ですから相性もあります。不安、不満のある方は、他院耳鼻科も受診して頂き、是非自分に合う耳鼻科を探して下さい。

医療はお互いの信頼関係が大切だと常々思っています。


院長退院報告2

この記事は2018年3月16日に公開されたものです。
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この記事の投稿日:2018年03月16日

大変ご迷惑をおかけ致しましたが、本日から診療に復帰いたします。

医師になって20数年、11日間も連続して仕事を休んだことがないので、少し緊張した朝です。

開業して10年あまり、日曜診療など、少しこれまで飛ばしすぎたかもしれません。そして、確実に人は歳を重ねて、老化していきます。

「働き方改革」が問題となっておりますが、医師として、末長く地域医療に貢献できるよう、今後は首藤耳鼻咽喉科も、私自身も働き方を改善しなくてはいけません。太く短くでは、地域医療に貢献しているとは言えず、細くても長く数多くの患者さんを診療することが、開業医としてのあるべき姿なのではないかと、病床で考えました。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。


院長入院に関するお詫び

この記事は2018年3月10日に公開されたものです。
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この記事の投稿日:2018年03月10日

院長入院中につき、皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ありません。

術後経過も今の所順調で回復中です。

お困りの節は、近隣耳鼻咽喉科さんにご相談ください。


平成28年の手術症例数の統計がでました

この記事は2017年1月11日に公開されたものです。
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この記事の投稿日:2017年01月11日

平成28年度の手術症例数の統計を掲載いたしました。

例年と傾向、件数ともに大きな変化はありませんでした。


新専門医制度について

この記事は2016年11月18日に公開されたものです。
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この記事の投稿日:2016年11月18日

本年度より新専門医制度がスタートし、旧制度より順調に移行していない旨は、普通誌にも掲載されておりました。しかしながら、耳鼻咽喉科に関しては、新制度へ着々と移行いたしております。

学会出席のみならず、出席すべき講演を限定され、遅刻厳禁、途中退室も認めないというロックアウト状態の厳戒態勢の中での講演となります。

特に、11月12日、13日に広島国際会議場で行われた、日本耳鼻咽喉科学会総会では、全国の4000人余りの耳鼻科専門医のうち、3000人以上が出席するという異例の事態となりました。

制度の厳密化には基本的に賛成いたしますが、この制度では、参加人数が巨大化するため、学会が大都市での開催に限られ、都市部の医師にとっては、参加し単位取得がしやすくなり、大分のように新幹線すら開通していない地域の医師にとっては、専門医の継続更新をするのに、自院を休診し、患者さんに迷惑をかけてしまうという難点があります。

末端の開業医の声を反映されていないように思います。


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