この記事は2013年2月27日に公開されたものです。
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この記事の投稿日:2013年02月27日
花粉症の薬が効かない方へ 2013
残念ながら,今年の花粉症は重症のようです。
そこで,内服治療の他に,今一度,生活の見直しをお願いします。
◯ 可能であれば,屋外の活動を控えましょう。雨上がりの晴天時が一番花粉の多い時です。
情報収集は敵を知る意味で非常に重要です。
リアルタイムの大分県の花粉症の情報(環境省花粉情報システム「はなこさん」)をご参照下さい。
前日および本日の予想(大分県下スギ・ヒノキ花粉飛散速報)をご参照下さい。
◯ 外出時は,マスクとメガネ(ゴーグル)をお忘れなく。
マスクの上端の針金をフィットさせないと,マスクの効果は半減以下です。
コンタクトレンズの方は,この時期はコンタクトを中止するか,少なくとも「だて眼鏡」を
かけましょう。普通のメガネでも,目にとびこむ花粉の量はかなり減らすことが出来ます。
子供さんでも目をかゆがるのであれば,運動時以外は,屋外でのメガネの着用をおすすめいたします。
◯ 帰宅時は,外で着た衣服は玄関で脱いで,室内に持って入らない。
顔や毛髪についた花粉が,室内での花粉症症状を悪化させます。洗顔,洗髪しましょう。
◯ 洗濯もの,布団は外に干さないで下さい。
◯ 内服薬は症状に関わらず,毎日内服しましょう。
◯抗原(原因)の検査を行いましょう。
他のアレルギーが関与している可能性もあります。
アレルギーの血液検査をされていない方は,一度検査することをおすすめいたします。
残念ながら今問題になっているPM2.5の検査はありません。ご心配であれば,大分県のPM2.5情報をご参照下さい。
首藤耳鼻咽喉科