この記事は2023年1月1日に公開されたものです。
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この記事の投稿日:2023年01月01日
(注)コロナが二類時代であった時の記述です
★実体験に基づいて述べていますので、医学的に正しいかどうかは、ご自身でもお調べになり、持病のある方はかかりつけの先生にもご確認ください。全ての人に当てはまるとは限りません。
①陽性者登録を行います
基礎疾患のない人は、この後は健康フォローアップセンターの管轄になります。登録後は、自分で悪い時に連絡をするようになり、先方からは連絡はありません
基礎疾患ある方、高齢者、妊婦の方は、保健所管轄となり、保健所から連絡があります
休む日数などは、ネットなどで最新の情報を検索して下さい
用意するもの:体温計、氷枕(アイスノン)、水やお茶、インスタント食品、ゼリー、インスタントご飯など(置き配を利用すること)
あると良いもの:SpO2モニター(サチュレーションモニター)、加湿器、使い捨てボディータオルシート
②落ち着いて、家族や、職場に連絡します
感染したら最低7日間、可能なら10日間の隔離となります。
7日経過しても、10日までは「うつす」能力があると考えて、行動に注意します。
前日に会っていた友人や知人など濃厚接触に当たる方にも、連絡をします。
色々用事もあるでしょうが、思い切って仕事や、スケジュールは全てキャンセルしましょう。
もはや誰がいつかかっても仕方ない病気ですので、隠し立てしない方が良いでしょう。
同居の家族は、基本的には濃厚接触となります。(経験的に3-4日以内に陽性となることが多いです)
家族が陽性になるまでは、感染者は基本的に部屋に篭ります。(自宅隔離)
トイレや、家の廊下など通路も別々にします(ゾーニングと言います)
健常者がいる方に風が流れないようにします。換気扇の向きに注意
共用の風呂は我慢します(使い捨てボディータオルシートを使い自己清拭)
③喉、発熱、鼻汁、鼻閉などは徐々に悪化します
最初は症状が軽くても、徐々に症状は悪化します。おそらく3日目頃がピークになります。
もっとも怖いのは「ハッピーハイポキシア」苦しくないのに肺炎が進行することです。
1日3-4回は体温とSpO2モニター(96以上あること)で酸素濃度を測定します。変化を知るために紙に表やグラフで記録を残すと良いでしょう。
痰が多くなってきたら、うつ伏せ寝や、バイブレーションを胸にかけ痰を出しやすくします
その他困り事や、喉の痛みが、唾も飲めない、食事も取れないほどに悪化しそうであれば、まずはフォローアップセンターや保健所に連絡します
④お部屋にいるときは
加湿に気をつけます 湿度は40%キープ (結露はしますが仕方ない)
食欲がなくても、ビタミンを含むゼリー、プリンなどで、カロリーはしっかり摂ります。
喉が渇かなくても、水分はしっかり摂ります。(500ml*4本程度/日)脱水を防ぎ、痰を粘っこくしないためです(水分制限がある方は除く)
ずっと室内にいるとイライラしますので、少し元気が出たら、自分の家の庭やベランダで日向ぼっこや、窓を開けて空気を入れ替えましょう。
最後に、
ほとんどの人は助かりますから、とにかく恐れすぎず、でも、亡くなる人もいますから、舐めすぎず(特に中年以上、基礎疾患ある人)
54歳でかかりましたが、私はインフルエンザなんかより、すごくしんどかったです。
私は5日過ぎると、ぐっと楽になってきました。でも10日目まではうつす能力がありますから、出歩かないこと!病院受診も必ず電話相談してから。油断は禁物です。
参考までに私の熱型表を載せておきます。