コロナの影響による受診控えの悪影響
福岡県医師会が下記のように5月21日緊急記者会見で危機感を表明しました。
『新型コロナウイルス感染症の感染者数が減少しているのは県民のご協力と医療従事者のおかげである。また、新型コロナウイルス感染症の影響で子どもの予防接種や高血圧などの慢性疾患の受診控えが広がっている現状に強い危機感があり、平常時と同様に身体に異変がある場合はきちんと医療機関を受診するように呼びかけました。』
当院でも最近、コロナが怖いということで、症状があるのにギリギリまで我慢して受診して、症状が悪化されている方をしばしば見かけます。
例2子供さんの中耳炎が非常に悪くなってからの受診(薬が効きにくい)
例3難聴、耳鳴が続いているのに受診していなかった突発性難聴(治りにくい)
などです。大分県では約31日間、陽性者が出ていません。リスクが怖いのはよくわかりますし、感染予防の工夫によりかえってご不便をおかけする点もあるかも知れませんが、医療機関受診は必要ですので、ご検討下さい。