平成25年手術件数結果が発表されました。
当院における平成25年1月1日から12月31日までの手術件数統計が,当院事務部門より発表されました。
代表的なものは,下記のとおりです。
鼻に関する手術では,鼻粘膜レーザー焼灼術(アレルギー性鼻炎などに対するレーザー手術)が最も多く,
耳に関する手術では,鼓膜切開術(中耳炎などで鼓膜を切開する手術)が多数を占めました。
その他
総手術件数は,374件と例年より少ないものでしたが,これは,保険制度上の変更により,鼻のレーザー手術の集計方法が変更になった為と考えられます。従来の集計方法ですと,459件と例年並みでした。
また,鼓膜チューブ挿入術を,県立病院提携登録医として,県立病院に出張執刀手術したケースが7例ありました。
これは,一昨年12月から県立病院耳鼻咽喉科と協力して行っているものです。通常小児のチューブ留置を高次医療機関に依頼すると,数ヶ月待ちになってしまうのところを,県立病院に2泊3日程度入院し,県立病院で麻酔専門医による全身(マスク)麻酔の上で,小生が執刀医となって手術を行うものです。全身(マスク)麻酔下に行うので,子供さんへの恐怖や疼痛が軽減できることと,手術の待ち時間を減らすことが出来るというメリットがあります。
本年も,よろしくお願い申し上げます。