新しい検査キットの導入(マイコプラズマ検査)
これまで当院では,マイコプラズマ※に関して2種類の検査を,患者さんに応じて行っておりました。
いずれも検体として血液を用いるため,採血を必要としていました。
今回,マイコプラズマ検査として,新発売された,咽頭粘液を検体とする検査キットを導入いたしました。
まだ新発売のため,小生にとっての使い勝手などは未知数ですが,精度としてはもちろん厚生労働省が認めたものとなっています。方法としては,ノドの奥を綿棒でこするだけですので,患者さんへの負担は採血よりは格段に少ないものとなっております。
※マイコプラズマ:細胞に寄生する細菌で,通常の細菌よりも非常に小さい。しばしば熱発から激しい咳,増悪すると肺炎を引き起こす。