レーザー治療について(改訂5版)→現在レーザー治療は行っておりません
<現在、コロナ感染症蔓延に伴い、花粉症、アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療は中止致しております。>
スギ花粉症、ハウスダストなどのアレルギー性鼻炎のレーザー治療の問い合わせがしばしばございます。
しかしながらそのほとんどが、「とりあえずレーザーでもやってみよっか」的なノリの方が多いのも事実です。
当院ではレーザー治療を行っておりますが、決して夢のような治療ではありません。また、本当に重症の方は、レーザーよりも鼻の形を変える手術、鼻水の出る神経を切る手術の方が有効であるとのデータが出ています。(但し、全身麻酔、入院なので当院では対応できません)
レーザーも1週間は鼻汁、鼻閉が悪化しますし、効果が全くない方もいらっしゃいます。効果も1年程度(もっと早期にも)で切れます。レーザーして改善するという保証はどこにもありません。
レーザーを行う前提として、
①アレルギー検査がなされ、アレルギーの原因がはっきりしていること(検査結果持参下さい)
②当方の説明を聴いていただき、理解して、院長との信頼関係が築ける方
③これまでガイドラインに則ったきちんとした治療がなされ、それら治療が無効であった方(処方内容、検査結果持参下さい)
→花粉症の内服薬が効くくらいの方は、レーザーまでする必要がないです。
④レーザーのメリット、特にデメリットを正しく理解、了承していただける方
⑤他の全身的疾患が無い方(精神疾患、糖尿病、血液サラサラの薬の内服、脳梗塞・脳出血後、狭心症・心筋梗塞後、怒りっぽい、極端に神経質(臆病)などの方には不向きです)
⑥これまでずっと他院で加療されていた方は、紹介状を持参していただきたい。
⑦当院または他院でレーザーを行って、合併症(副作用)があった方には、レーザーは行いません。
小さいとはいえ手術に分類されることですので、初診でいきなりレーザーを行うようなものではありません。(全く効果のない方もいますから)
⑦スギ花粉症に対するレーザー治療は、花粉が飛散してからでは、あまり効果が期待できません。スギ花粉症に対するレーザー治療は、12−1月頃に行うのが最も効果が出ると考えます。
上記、ご了承ください。
※アレルギー性鼻炎のレーザー治療(含む花粉症)は、完全予約制で行います。かなり以前は即日に行っていたこともございますが、現在はコロナが終息するまで、当院ではレーザー手術は行っておりません。
※また、レーザーによるいびき、無呼吸の改善はデータが乏しく、適応しないと考えていますので、当院では、いびき、無呼吸改善目的のレーザーは行いませんので、ご了承ください。